スポンサーリンク

高金利通貨スワップさや取りのリスク - トウカイタクミの資産形成
FC2ブログ

高金利通貨スワップさや取りのリスク

初めに

今に始まった事ではないがFXトレードにおいて業者間のスワップポイントの違いによるスワップのさや取り手法と言うものがある
どのサイトを見てもリスクがほとんどなく儲かる的な事が書いてあるのでリスクについて書いてみようと思ったしだい

スワップさや取りとは?

スワップさや取りとは特に高金利通貨において買いスワップと売りスワップが業者間で差がある為に可能となる手法だ
説明がめんどくさいので【スワップさや取り トルコリラ】で検索して一番上に表示されたサイトから引用する

引用元 通貨下落リスクなし!スワップポイントサヤ取り(アービトラージ)を徹底解説!
------------------------------
サヤ取りとは、二つのFX会社を使って売買両方のポジションを持ち、スワップポイントの差額だけを得る投資法。

具体的には・・・

・買いスワップポイントが高いFX会社で買いポジションを持つ
・売りのマイナススワップが安いFX会社で売りポジションを持つ

というのがポイント。
------------------------------

業者間のスワップについても載せておく
まとめている所があったのでこれも引用する

引用元 トルコリラ円サヤ取り スワップポイントランキング
suwappure_to.png

1万通貨で買いスワップ最高値が122円(小数点以下省く)
1万通貨で売りスワップ最低値が-100円となる

なぜ業者間でスワップが違うのか

以前ブログ記事で計算したものがあるので載せる↓
------------------------------
今の為替レートと政策金利をかけて利率を出すとちょこちょこ買いスワップが少なめの業者がある
特に高金利通貨で
トルコリラ円で計算してみる(政策金利日本0.1%、トルコ24%とする)

2万700円(1000通貨)x(24%-0.1%)÷365≒13.55円

今使っている業者はトルコリラ円で1000通貨あたりスワップ13円付きますか?と

ドル円でこの計算をすると7円くらいなので良いところへいっている会社が多い
何が言いたいかと言えば買い玉の多い高金利通貨はスワップを下げる事でよりFX会社の利益になるという事
スワップさやどりが出来る理由はまともなレートでやってる会社とわざとレートを下げて利益を増やしている会社があるから
逆に言えば売りで入るとその差額分FX会社は損をする
------------------------------

要約して書くと買いポジションが多いから買いスワップを縮小するとその金利差分業者が儲かるから減らしているという事


実際どれくらいの利回りなのか

先ほど引用した本日のスワップポイントの比較表で計算してみる

122円(買いスワップ最大)-100円(売りスワップ最低)=22円(1万通貨あたりの1日の利益)となる

次に本日のトルコリラのレートは約21.3円となる(2018/11/22現在)

22円(1万通貨あたりの1日の利益)x365日÷21万3000円(トルコリラ1万通貨の価格)x100≒3.76%(年率)となる

レバレッジ1倍でこの年率となる
上手く資金管理をすれば5%以上取る事も可能だろう

さや取りのリスクとは

とりあえずよく言われる資金管理を失敗して手数料を損するパターンを考えてみる
片側だけロスカットされる訳だから残った方の損益が計上されるのだがプラスもマイナスの場合もあるので損益は考えないものとする

1.8銭(買いスワップの高い業者)+4.8銭(売りスワップの低い業者)=6.6銭

最初にポジションを立てて何日目で利益が出るのか計算する

640円(1万通貨のスプレッド代)>22円(1日のスワップ差益)x?日

計算をすると640÷22で30日大体1か月ポジションを持っていれば元が取れる計算となる

今年のように20円から一気に15円台まで動く相場で切られたとして(片側残った方の損益は除く)この場合は買いで入りなおすので1.8PIPSの手数料を払ったと考えても年間38日を超えて保有すると利益が出る計算となる

話が少し戻るが3.76%スワップ金利が付くならレバ1倍で良くない?
為替が動いた時に資金移動もしなくていいしね

そこで出てくるもう一つのリスクについて書く
というかこれを書きたいがために記事を書いたと言ってもいい(笑)


業者間のスワップってそんなに信じていいものなの?

という事だ

売りスワップさや取りをされる業者はポジションを持たれている間に損益が発生している
なぜなら

21万3000円(トルコリラ1万通貨)の24%(政策金利)÷365≒140円となる

つまり顧客が1万通貨売りのポジションを持っている場合業者は140円のスワップを払い顧客から100円のスワップをもらっている事になる

つまり業者は40円の赤字だという事だ


業者はスワップさや取りの売られる側にはなりたくないという事だ
先日GMOのFXネオでトルコリラ円の売りスワップがー60円の期間がしばらく続いたが現在は-105円となっている

実際これはスワップさや取り狙いの客に口座を作らせることが目的だったのではないかと予想している
売りスワップが60円なら先ほど計算した利回りの大体2.5倍近いパフォーマンスになるだろう

何が言いたいかと言えばスワップなんて業者が勝手に決められるものなので一定の期間だけ低い売りスワップを用意して顧客を呼んでその後戻すという事がまかり通るのである
実際にマネックスさんのFXPLUSはスワップランキング1位と銘打って広告した半年後くらいにスワップ大幅縮小したし……

つまりレバレッジを掛ける掛けないにしろスワップレートは常に確認し続けなければいけないという事に気を付けて欲しい
さや取りされる企業はさや取りはされたくないけど口座は作って欲しいってのが本音だと思う(勝手な想像)
それでもやっていられるのはトルコ円を買いでポジションを持っている人がそれ以上にいるからなんだけどね(笑)

ドルの政策金利が上がっている事でわざわざ高金利通貨を買いポジションで保有しなくてもいいじゃんと言う人が増えてくれば売りスワップを引き上げてくるのは間違いないだろう

まとめ

現在の利回りで言えばスワップさや取り手法はかなり優位性のある取引であるとは言わざるえない(本当は否定したかったけど)
しかしながら業者が赤字の手法(買いスワップ側は140円((現在の金利))以上出さなければプラス)であるという事は今後利益が出るようにスワップを引き上げたり(買い売り両方)してくる可能性も考えられる
むしろさもみんなの為にスワップ上げましたとか言われそうだ

いずれにしてもスワップさや取り手法は業者が買いポジションが多い事から顧客から金利さや取りをする為の手法を利用しているという事は忘れないでほしい

※自分はスワップさや取りを行っていないし、行うつもりもありません
  投資は自己責任でお願いします
関連記事

スポンサーリンク

コメント

非公開コメント